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11.2~3全日本社会人オープン選手権(埼玉・富士見市)/エントリー選手

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 11月2日(土)~3日(日)に埼玉・富士見市立市民総合体育館で行われる全国社会人オープン選手権のエントリー選手は下記の通り。2日に団体戦と個人戦・男子フリースタイル、ベテラン、3日に個人戦の男子グレコローマンと女子が、それぞれ行われる。《大会要項》 

※修正等ありましたら、10月7日(月)までに、NSWR‗2019@yahoo.co.jpへご連絡ください。


《団体戦》 《個人戦・男子フリースタイル》 《個人戦・男子グレコローマン》

《個人戦・女子》 《ベテラン》


【訃報】橋本敏郎氏(明大OB=新潟・巻農高元監督)

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 新潟・巻農業高校(現巻総合高校)のレスリング部を指揮し、2人のオリンピック選手を育てた橋本敏郎氏が9月27日午後2時16分、誤嚥性肺炎のため死去されました。84歳。通夜・告別式は、家族、元勤務先や新潟県レスリング協会関係者らの近親者で行われました。

 同氏は北越商高~明大の出身。1968年メキシコ・オリンピック金メダリストの宗村宗二さんは明大での2年後輩。卒業後は巻農高の監督として長く指導に携わり、1972年ミュンヘン・オリンピック銀メダルの和田喜久夫(明大卒)、1988ソウル&1992年バルセロナ・オリンピック代表の原喜彦(日体大卒=現全国高体連レスリング専門部理事長)を育てた。

 林雄一(日体大卒=1994年全日本王者)ら全日本や学生のトップレベルに育った選手は数知れない。新潟工業高校に転勤したあとも、1994年インターハイで皆川達也(専大進学)を2位に入賞させていた。

 3年ほど前から体調を崩し、入院生活を送っていた。

▲近親者で行われた通夜・告別式(提供:巻農高卒=橋本氏とは入れ違い=で、橋本氏から指導も受けた巻っずレスリングクラブ・本名栄仁代表)

▲2007年3月に行われた風間杯全国高校選抜大会・第50回記念祝賀会での橋本氏

アブデュラシド・サデュラエフ(ロシア)が92kg級で10.28~31世界選手権(アルバニア)へ出場

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 ロシア・レスリング協会のホームページによると、10月28日(月)~31日(木)にアルバニア・ティラナで行われる非オリンピック階級の2024年世界選手権(アルバニア)のロシアの代表選考会が10月1日にアドレルで行われ、92kg級で2021年東京オリンピック97kg級優勝のアブデュラシド・サデュラエフが勝ち抜いた。61kg級も同オリンピック優勝のザウール・ウグエフが代表権を獲得した。

 世界レスリング連盟(UWW)のホームページでも、エントリー選手が発表された。

▲パリ・オリンピック出場を認められなかったアブデュラシド・サデュラエフ(ロシア)。階級を落として世界選手権へ挑む=写真は2019年世界選手権

 サデュラエフは86kg級で2度の世界王者になったあと、2016年リオデジャネイロ大会で優勝。その後、97kg級へアップ。2017年世界選手権は決勝で同級リオデジャネイロ王者のカイル・スナイダー(米国)に敗れたが、2018大会決勝でリベンジ。2019年大会でも優勝し、2021年も東京オリンピックと世界選手権を制した。

 ロシアのウクライナ侵攻の制裁で2022年の世界選手権は出場できず、AIN(中立)選手として出場した2023年は負傷のため途中棄権。完治させてパリ・オリンピックでの3大会連続優勝を目指したが、国際オリンピック委員会(IOC)から中立選手として認められず、出場できなかった。

 今大会では、2度のオリンピックを含めて8度目の世界一を目指す。同級の米国代表に2022・23年86kg級世界王者のデービッド・テーラーが決まっており、“米ロ決戦”が予想される。

 ウグエフは57kg級で2018・19年世界選手権優勝を経て2021年東京オリンピックで優勝。AIN選手として出場した2023年世界選手権は5位に終わったが、パリ・オリンピックの出場枠を取った。しかし、サデュラエフと同じく出場が認められなかった。

 70kg級はのイナルベク・シェリエフ、79kg級はマゴメド・マゴマエフの、いずれも昨年のU23世界選手権優勝選手が代表権を獲得した。

増田奈千(オーストラリア=環太平洋大OG)が銀メダル…2024年東南アジア選手権(タイ)

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 オセアニアの選手を招待しての2024年東南アジア選手権が9月25~29日にタイ・チェンマイで行われ、女子62kg級に出場した増田奈千(オーストラリア=環太平洋大OG)が銀メダルを獲得した。

 5選手によるリーグ戦で行われ、タイ選手2人とカンボジアの選手に勝ったものの、昨年優勝でシニア世界選手権に5度出場経験のあるベトナム選手(Nguyen, Thi My Hanh)に敗れた。

 増田は環太平洋大を卒業し、いったんレスリングを離れたが、オーストラリア国籍に変えて活動を再開。今春のオリンピック予選(アジア、世界)に挑んでパリ・オリンピック出場を目指したが、夢はならなかった。しかし選手活動は続ける予定で、来年の世界選手権への出場を目指す。(写真は本人提供)


 【女子62kg級】増田奈千(オーストラリア)  2位=5選手出場《トーナメント表》
リーグ戦5回戦 ●[1-6]Thi My Hanh NGUYEN(ベトナム)
リーグ戦4回戦 ○[VSU、2:28=10-0]Sreylen CHHOEUN(カンボジア)
リーグ戦3回戦 ○[フォール、0:51=4-0]Salinee SRISOMBAT(タイ)
リーグ戦2回戦 ○[フォール、0:15=4-0]Natthakarn SAENGMANEE(タイ)
リーグ戦1回戦  BYE

2024年9月のUWW「レスラー・オブ・ザ・マンス」女子に尾西桜(日体大)

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▲2024年U20世界選手権で優勝した尾西桜(日体大)=UWWサイトより

 

 世界レスリング連盟(UWW)は9月30日、2024年9月の「レスラー・オブ・ザ・マンス」(月間最優秀選手)の女子に、U20世界選手権(スペイン)の女子59kg級優勝の尾西桜(日体大)を選出した。

 尾西は同選手権で4試合を闘い、最長の試合が1分17秒、総得失点は40-0という圧勝で優勝。前年のU17世界選手権に続く2世代目の世界一が評価された。

 日本選手が選ばれたのは、2022年4月の藤波朱理(日体大)、同7月の内田颯夏(JOCエリートアカデミー/東京・帝京高)、2023年2月の須﨑優衣(キッツ)以来、4人目。男子では、日本国籍を離れたが、アフリカ&オセアニア予選を勝ち抜いてサモアから24年ぶりのオリンピック出場を決めた赤澤岳(日大OB)が今年3月に選出されている。

【2024年西日本学生選手権・特集】九州共立大がグレコローマンで5階級制覇の快挙、一方で戦力の均衡化が進む西日本学生界

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 9月27~29日に大阪・堺市金岡公園体育館で行われた西日本学生選手権の男子グレコローマンで、九州共立大が10階級中、半数の5階級で優勝を遂げた。

 2021年大会の男子フリースタイルで徳山大(現周南公立大)が5階級を制しており、半数制覇が初の快挙というわけではないが、特筆すべきは、昨年の同大学は優勝がなかったこと。優勝「0」から1年後に半数制覇というのは例がない。加えて、今年7月の西日本学生新人選手権でも優勝がなく(フリースタイルも優勝なし)、2大会連続で「優勝なし」の屈辱をはね返しての半数制覇は、快挙と言える。

▲西日本学生選手権の男子グレコローマンで5階級を制した九州共立大=チーム提供

 同大学の藤山慎平監督は「押しつけの厳しさを一切なくし、選手の自主性による強化を心がけました」と振り返る。2009年の創部以来、結果を出せないときには練習を厳しくすることでチームを強化してきた面があったことは確か。厳しさを否定はしないが、“恐怖指導”を脱却し、選手が自ら競技力向上に打ち込む雰囲気をつくったことを強調する。

 その一環として、日々のトレーニングや試合結果を逐一インスタグラムにアップ(クリック)。これが、「けっこう選手の励みになり、発奮材料になっている」と言う。今の選手は、目立つことを好む傾向が強い。「高校生もよく練習に来ますが、『雰囲気がいい』と言ってくれます。もう、厳しさを前面に出す時代ではありません」と言う。

 昨年の男子グレコローマン55kg級学生王者の荒木瑞生が大学院生として残り、選手兼任ながら指導にも力を入れており、若い指導者の加入も「大きかった」そうだ。

かつてはタイトルの寡占が多かった西日本学生界

 西日本学生界は、かつては1~2大学がずば抜けて強い時代があった。追従する大学があっても1~2大学。西日本学生選手権の男子グレコローマンでは、福岡大が9階級実施時代の1993年に7階級、翌1994年に5階級で優勝。徳山大が1995年に6階級で優勝し、同年のフリースタイルは福岡大が6階級で勝つなど、タイトルの寡占(かせん=少数が支配すること)は珍しくなかった。

 西日本学生界の踏ん張りに加え、日体大卒業の強豪選手がいくつかの大学の指導者に就任するなどして全体のレベルが上がり、2000年以降、1大学が半数以上を制したケースは数えるほど。10階級になった2018年以降の7年間の両スタイルで、5階級を制したのは2021年の徳山大(前述)と今回の九州共立大の2例だけ。

 チャンピオンを輩出した大学数も、男子フリースタイルは今年まで3年連続で7大学。男子グレコローマンは、今年は5大学だったが、2020~22年は6大学、昨年は7大学。関大、関学大、大体大などの古豪が復活したほか、帝塚山大天理大などからも優勝選手が生まれ、戦力が均衡してきた。

 そうした“戦国時代”の中で、優勝選手を「0」から「5」へ増やした九州共立大の踏ん張りは賞賛されよう。一方、ハイレベルでの戦力均衡化は、全体のレベルが上がることを意味し、この流れを加速させたいところ。理想は「10大学がチャンピオンを分け合う」こと。「東日本へ追いつく」という西日本の悲願は、全体のレベルアップという形で着実に進んでいる。


西日本学選手権の優勝選手輩出大学数と最多優勝大学

男子フリースタイル 男子グレコローマン
大学数 最多優勝大学 大学数 最多優勝大学
2024年 7 近 大(3階級) 5 九州共立大(5階級)
2023年 7 周南公立大(4階級) 7 周南公立大(3階級)
2022年 7 周南公立大(3階級) 6 周南公立大(4階級)
2021年 6 徳山大(5階級) 6 九州共立大、徳山大(各3階級)
2020年 5 中京学院大(3階級) 6 九州共立大、徳山大(各3階級)
2019年 7 中京学院大(3階級) 5 九州共立大(4階級)
2018年 6 4大学(各2階級) 5 中京学院大、徳山大(各3階級)

11.9~10全日本大学選手権/大会要項・申し込みサイト

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 11 月9 日(土)~ 10 日(日)に大阪・堺市金岡公園体育館で行われる2024年内閣総理大臣杯全日本大学選手権の大会要項が発表された。

 全階級とも同じ日程で行われ、初日は1回戦~準決勝、最終日は敗者復活戦とファイナル。各大学は10階級中8階級に出場でき(非オリンピック階級への出場は2階級まで)、総合順位を争う。昨年は、劣勢だった日体大が最後に山梨学院大を退け、4年連続24度目の優勝を達成した。

 エントリー締め切りは10月21日(月)。詳細は下記の大会要項を参照。


《大会要項》

【特集】大学の2強が1年7ヶ月ぶりに合同練習、切磋琢磨の練習でレベルアップを目指す

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(文・撮影=布施鋼治)

 9月28日、山梨学院大の練習に日体大勢が合流。午前と午後の計2回、2時間ずつの合同練習が実現した。大学レスリング界の二強が一緒に練習するのは、昨年2月22日に日体大で実施して以来、2回目。「当初は今年2月に開催する予定だったけど、直前にウチの学生からコロナが出てしまい、延期せざるをえなくなった」(山梨学院大・小幡邦彦監督)ため、今回ようやく実現する運びとなった。

▲約1年7ヶ月ぶりに、場所を山梨に移して実現した大学二強の合同練習

 午前の部は普段の練習着で、午後の部はシングレットを着用したうえで、いずれもスパーリング中心の練習となった(写真はいずれも午後の部)。

 就職活動やケガで参加できない者もいたが、いたるところで熱気がほとばしっていた。いつもとは違う練習の効果について、小幡監督は「やっぱり同じ相手ばかりだと中だるみじゃないけど、マンネリ化してくるところもある。でも、合同練習だと試合に近い練習をすることができる」と話す。

 コーチとして参加した山口海輝(日体大助手)は「同じスパーリングでも午前と午後は違っていた」と指摘した。

 「午前中は、慣れない相手とやることで、いつもはかけられない技にかかったりする場面がすごく多かった。午後の部になると、それぞれ修正して、なかなか取らせないような動きをしていたところがよかったと思う」

▲両チームの選手による壮絶スパーリングが展開された

普段の練習では味わえないピリついた空気

 10月下旬のU23世界選手権と非オリンピック階級の世界選手権(アルバニア)出場を控えた男子フリースタイル79㎏級の髙橋海大(日体大)は「トップを争うチーム同士の合同練習ということで、ふだんの練習では味わえないピリついた空気を感じました」と振り返る。「山梨の選手の粘りやカウンターのうまさと日体の前に出て攻めるというシンプルな強さが、うまく交じりあっていた」

 髙橋はみんな強かったと話すが、その中でも男子フリースタイル70㎏級の青柳善の輔(山梨学院大~現クリナップ=髙橋と同じく両大会に出場予定)には手応えを感じたという。「絡みの部分とかいつもできないような間合いというか、善の輔さん流の距離感には自分の中にやりづらさがあって、とてもいい練習になりました」

▲今月、U23とシニアの世界王者を目指す髙橋海大(日体大)

 そんな髙橋に試合で何度か敗北を喫している鈴木大樹(山梨学院大)は「少しは差が縮まっているだろう」と、この機に髙橋の牙城に挑んだ。その結果は?

 「彼との差は少しも縮まっていませんでした。やっぱり強いなと思いました。自分は大学卒業とともに引退だけど、内閣総理大臣杯(全日本大学選手権=11月9~10日、大阪)では(主将として)チームを引っ張っていきたい」

▲日体大に帯同して参加した湯元健一コーチ

切磋琢磨する合同練習のレギュラー実施なるか

 練習の合間に自分のチームの選手にワンポイントレッスンを欠かさない山梨学院大の高橋侑希コーチは「ウチは全体的に65点くらい」と厳しい評価を下した。「ウォームアップだけを見ても、日体大の学生はちゃんとやっている選手が目についた。レスリングでは練習に入る前の動きや気持ちの作り方も大事。そういうところはまだウチの選手に足りないところだと思いました」

 高橋はさらに、両チームの選手によるスパーリングの際、もつれたときの問題点も見逃さなかった。「やられたときに力を抜いてグシャッとなる攻防が時おり見られました。これは日体大の選手にも言えること。試合になったら誰もそんなふうにはならない。練習でもそういうところをなくしていったら、もっとレベルの高い練習ができると思う」

▲練習を見守る山梨学院大・高橋侑希コーチ

 いずれにせよ、両チームにとって、実り多き練習になったことは確か。選手や指導者からは「年に1回」「3〜4ヶ月に1回」「試合がない時期には1ヶ月に一回」と、希望する実施頻度にばらつきはあるものの、合同練習のレギュラー実施化を望む声が上がっていた。

 「一強だと強化にも限度がある。やっぱりライバルがいて、お互いが切磋琢磨して全体のレベルが高まっていくことが理想。合同練習を続けていけば、それはおのずと日本レスリング界全体の底上げにつながっていくと思います」(小幡監督)

 早くも3回目の開催が待ち遠しい。


10.8~10世界ベテランズ選手権(クロアチア)出場の日本選手団が出発

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 10月8日(日)~10日(月)にクロアチア・ポレチュで行われる2024年世界ベテランズ選手権に参加する日本選手団が10月5日、成田空港から出発した。2019年大会は5選手が優勝。コロナによる派遣なしをはさんで、昨年は1選手が勝った。今年は複数選手の優勝が望まれるところ。

▲クロアチアへ向かった日本選手団

 この大会で3度優勝している勝目力也監督(全日本マスターズ連盟強化委員長)は「パリ・オリンピックで日本代表選手がいい成績を残してくれたので、こちらも頑張って最高の成績を残し、日本レスリング界を盛り上げたい」との抱負。当日の朝に計量するルールは「(スタミナでまさる)日本選手にとって有利」と話し、その利点を生かしての好成績を期待した。

 Division B(41歳以上45歳以下)で2019年大会の優勝選手が2人出場する。62kg級の藤本健太(三恵海運)は、パリで2人(日下尚、清岡幸大郎)が優勝した同社の監督を務めている。「会社は波に乗っている。(同時期にある)国民スポーツ大会に出場する選手もいるし、自分も優勝して年末の全日本選手権につなげたい」と気合十分。

 国際大会は5年ぶりだが、国内では全日本マスターズ選手権などに出場しているので、体力は十分にキープしている。「コンディションを整え、万全の状態で臨みたい」と言う。

 70kg級の坂本将典(SKレスリングアカデミー)は「いろんな人に支えられて、ここに来ることができました。感謝の気持ちしかありません。期待にこたえるというより、チャレンジャーの気持ちに立ち返って2度目の世界一を目指したい」と言う。

 コロナや自身の病気のため練習から遠ざかった時期もあり、出場を迷う気持ちもあったと言う。しかし、最近はしっかり練習できており、「(コロナなどは)言い訳だな。チャレンジしようと思いました」と再出場の動機を話す。耳の病気でのブランクだったので、飛行機での移動に多少の不安があるそうだが、小さな大会での試合は重ねているので、試合そのものへの不安はなし。5年ぶりの優勝に燃えている。

▲5年ぶりの優勝を目指す藤本健太(左)と坂本将典

全日本選抜王者の実力を見せられるか、天野雅之(中央大学職員)

 別格の存在とも言うべきは、Division A(35歳以上40歳以下)100kg級に出場する天野雅之(中央大学職員)。今年5月の明治杯全日本選抜選手権の男子グレコローマン97kg級を制しており、シニアの日本トップ選手の参戦だ。今回挑むのは慣れていないフリースタイル。「初出場で、スタイルも違うのでレベルが分かりません。できることを精いっぱいやりたい」と言う。

 ただ、レスリングのスタートはフリースタイル。全国社会人オープン選手権の団体戦でフリースタイルに挑んだこともあり、この大会に向けてフリースタイルの練習も積んできた。「それを試合でも出したい。優勝を目標に頑張りたい」と言う。先月も「ワールド・ノマド・ゲームズ」(カザフスタン)のベルトレスリングと、ビーチレスリングのワールドシリーズ(ギリシャ)に出ており、“闘い”が人生。全日本選手権へ向けての起爆剤になるか。

 空港では、日本マスターズ連盟の吉田義勝会長からの「今は大会に向けて心構えと体調管理に余念がないことと思います。明確な目標を持って最高のパフォーマンスを発揮することを祈念します。皆さんはこの先、マスターズ・レスリングの普及・発展の礎となる方々ですので、成績もさることながらいろいろな面を学んできて下さい」とのメッセージが伝えられた。

 大会スケジュールと日本選手団は下記の通り。

※指導者など敬称をつけるべき立場の人であっても、大会記事では敬称を略します


大会スケジュール(グレコローマンは11~13日=省略)

10月 8日(火)Division B・E/1回戦~決勝
   9日(水)Division C・D/1回戦~決勝
  10日(木)Division A/1回戦~決勝


日本選手団・役員

【監 督】勝目力也(全日本マスターズ連盟強化委員長)
【コーチ】岡田英雅(全日本マスターズ連盟副理事長/総務委員長)

【帯同審判】若佐篤実(福山通運)、浦田享(藤園南幼稚園)


日本選手団・出場選手

 【Division A(35歳以上40歳以下)】
▼62kg級 髙ノ山翼(岐阜市消防本部)
▼62kg級 中村 大(AKAZA)
▼70kg級 黒崎辰馬(神戸医療未来大学教員)
▼78kg級 大谷健輔(学校法中央大学職員)
▼88kg級 奈良部嘉明(筑西広域消防本部)
▼100kg級  天野雅之(学校法人中央大学職員)

 【Division B(41歳以上45歳以下)】
▼62kg級 藤本健太(三恵海運)
▼70kg級 坂本将典(SKレスリングアカデミー)
▼100kg級  幸野 亨(静岡・三島高校OB)

 【Division C(46歳以上50歳以下)】
▼62kg級 吉田誠治(Ap-speed)

 【Division D(51歳以上55歳以下)】
▼62kg級 加藤進之(豊島区レスリング協会)
▼100kg級  榊原啓三(神奈川大学グラロス)

 【Division E(56歳以上60歳以下)】
▼62kg級 黛義幸(富実レスリングクラブ)

国スポチャンネル –ライブ配信・アーカイブ配信

2024年国民スポーツ大会・第1日成績

国スポチャンネル –ライブ配信・アーカイブ配信

10.27UWW理事選に16人が立候補、6~8枠を目指す

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 2年に1度行われる世界レスリング連盟(UWW)の2024年理事選挙は、アルバニア・ティラナで開催されるU23世界選手権最終日の10月27日に市内で予定されている。今回の選挙では、改選となる6枠をめぐり、谷岡郁子・日本協会副会長を含めて16人(現職5人、新人11人)が立候補した。

 場合によっては8人の理事が誕生することになる。今年7月のUWW臨時総会で、理事会のメンバーに最低5人の女性理事をを入れることが決まった(そのうち2人が副会長へ)。 改選を迎えない女性理事は2人なので、最低3人の女性理事が誕生する。

 これを達成するため、必要な場合は理事の総数(男性理事)を2人増やすことになっている。具体的な選考方法は不明だが、場合によっては、3人の女性を含めて8人の理事誕生となる。今回の女性の立候補者は7人。

 今回で任期が終わる6人のうち、副会長を務めていたスタン・ジジェク(米国=74歳)は出馬せず、同じ副会長のナタリア・ヤリギナ(ロシア)を含めた下記の5人が再選を目指す(Mr.は男性、Ms.は女性)。

 – Mr. AL-SHAHRANI Zamel(カタール)
 - Mr. BACSA, Peter(ハンガリー)
 - Mr. SILVA Pedro(ポルトガル)
 - Mr. TURLYKHANOV Daulet(カザフスタン)

 - Ms. YARIGUINA Natalia(ロシア)

 初当選を目指して立候補するのは下記の11人。1988年ロサンゼルス&1992年バルセロナ・オリンピック優勝のブルース・バウムガードナー(米国)や2000年シドニー・オリンピック優勝のダビール・アリレザ(イラン)らが名を連ねている。

 - Mr. ALIREZA, Dabir(イラン)
 - Mr. BATSUKH Myanganbayar(モンゴル)
 - Mr. BAUMGARTNER Bruce(米国)
 - Mr. GANCHEV Danail(ブルガリア)
 - Mr. MACHAIDZE Edisher(ジョージア)

 - Ms. KURE Anette(ノルウェー)
 - Ms. LEGRAND Lise(フランス)
 - Ms. PELJEE Buyandelger(モンゴル)
 - Ms. PIETSCHMANN Nadine(スイス)
 - Ms. SULTANBEKOVA Cholpon(キルギス)
 - Ms. 谷岡郁子(日本)

吉田泰造(香川・高松北高)が92kg級で優勝…2024年国民スポーツ大会・第2日(少年男子グレコローマン)

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 2024年国民スポーツ大会・レスリング競技第2日は10月7日、佐賀・嬉野市中央体育館で少年男子グレコローマンの決勝までが行われ、シニア・アジア選手権82kg級王者の吉田泰造(香川・高松北高)が92kg級に出場し、全試合をテクニカルスペリオリティかフォールで勝って優勝した。昨年の80kg級に続く優勝。

▲シニア・アジア王者の実力を見せ、1階級上でも優勝の吉田泰造(香川・高松北高)

 65kg級はJOCジュニアオリンピックU20-63kg級と全国高校生グレコローマン選手権65kg級を制した八隅士和(東京・自由ヶ丘学園高)が優勝。71kg級も全国高校生グレコローマン選手権同級王者の小菅慶士(静岡・飛龍高)が勝った。

 55kg級は中島拓摩、60kg級は前田太晟の佐賀・鳥栖工高の選手が地元優勝を飾った。51kg級はインターハイ優勝の大井喜一(千葉・日体大柏高)、80kg級は秋保大地(東京・文化学園大杉並高)、125kg級は阿部天臥(栃木・足利大付高)のJOCジュニアオリンピックカップU17優勝選手が勝った。

 各階級の成績は下記の通り。少年男子グレコローマンの最優秀選手賞は前田太晟が受賞。

▲80kg級優勝の秋保大地(東京・文化学園大杉並高)は、成年67kg級優勝で外部指導員の成国大志とW優勝


少年男子グレコローマン 51kg 55kg 60kg 65kg
1~5位一覧表 71kg 80kg 92kg 125kg

少年男子グレコローマン

 【51kg級】=16選手出場

 ▼決勝
大井喜一(千葉・日体大柏高)◯[VSU、1:47=8-0]●宮田優也(徳島・池田高)

 ▼準決勝
大井喜一(千葉・日体大柏高)◯[8-3]●古賀迫青海(熊本・小川工高)
宮田優也(徳島・池田高)◯[VSU、3:52=9-1]●飯田暁斗(大分・日本文理大付高)

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 【55kg級】=22選手出場

 ▼決勝
中島拓摩(佐賀・鳥栖工高)◯[VSU、2:02=10-0]●本多正虎(静岡・飛龍高)

 ▼準決勝
本多正虎(静岡・飛龍高)◯[VSU、2:31=8-0]●檜山惇也(埼玉・花咲徳栄高)
中島拓摩(佐賀・鳥栖工高)◯[6-2]●満永大楽(愛知・星城高)

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 【60kg級】=19選手出場

 ▼決勝
前田太晟(佐賀・鳥栖工高)○[2-0]●伊藤優隼(京都・丹後緑風高)

 ▼準決勝
前田太晟(佐賀・鳥栖工高)◯[VSU、2:01=9-0]●佐藤聖優(三重・いなべ総合学園高)
伊藤優隼(京都・丹後緑風高)◯[VSU、3:09=11-2]●戸邉昇輝(埼玉・花咲徳栄高)

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 【65kg級】=20選手出場

 ▼決勝
八隅士和(東京・自由ヶ丘学園高)◯[VSU、1:32=9-0]●上武春輝(京都・丹後緑風高)

 ▼準決勝
八隅士和(東京・自由ヶ丘学園高)◯[VSU、1:32=8-0]●大田譲(神奈川・日大藤沢高)
上武春輝(京都・丹後緑風高)◯[VSU、2:33=11-0]●中平旭(徳島・つるぎ高)

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 【71kg級】=22選手出場

 ▼決勝
小菅慶士(静岡・飛龍高)◯[VSU、3:43=11-2]●田中陸(千葉・日体大柏高)

 ▼準決勝
小菅慶士(静岡・飛龍高)◯[7-3]●三浦修矢(佐賀・鳥栖工高)
田中陸(千葉・日体大柏高)◯[11-4]●堤大智(岐阜・高山西高)

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 【80kg級】=22選手出場

 ▼決勝
秋保大地(東京・文化学園大杉並高)◯[VSU、1:44]●内藤莉久(岡山・おかやま山陽高)

 ▼準決勝
内藤莉久(岡山・おかやま山陽高)◯[VSU、1:04=8-0]●本橋矢大(栃木・足利大付高)
秋保大地(東京・文化学園大杉並高)◯[VSU、1:45=11-0]●後藤正太郎(鹿児島・鹿屋中央高)

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 【92kg級】=22選手出場

 ▼決勝
吉田泰造(香川・高松北高)◯[フォール、5:02=10-3]●小玉龍舞(高知・高岡高)

 ▼準決勝
吉田泰造(香川・高松北高)◯[VSU、3:28=12-4]●バナヤド・マイク・デニエル・トーレス(群馬・館林商工高)
小玉龍舞(高知・高岡高)◯[VSU、2:00=9-0]●丹下愛大(愛知・星城高)

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 【125kg級】=20選手出場

 ▼決勝
阿部天臥(栃木・足利大付高)◯[フォール、3:58]●中堀一輝(滋賀・八幡工高)

 ▼準決勝
阿部天臥(栃木・足利大付高)◯[VSU、1:10=9-0]●松本倖希(石川・志賀高)
中堀一輝(滋賀・八幡工高)◯[フォール、2:04=7-0]●小嶋隼(岐阜・岐南工高)

地元出身の角雅人(佐賀・自衛隊)が故郷に錦…2024年国民スポーツ大会・第2日(成年男子グレコローマン・女子)

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 2024年国民スポーツ大会・レスリング競技第2日は10月7日、佐賀・嬉野市中央体育館で成年男子グレコローマンと女子(2階級のうち1階級のみ)が行われ、男子グレコローマン97kg級で地元出身の角雅人(佐賀・自衛隊)が優勝。2017年以来、7年ぶりの優勝で故郷に錦を飾った。130kg級に出場した地元の仲里優力(佐賀・SAGAスポーツピラミッド)も勝ち、昨年の97kg級に続いての優勝。

▲故郷に錦を飾った角雅人(佐賀・自衛隊)=鳥栖工高・小柴健二監督提供

 67kg級はフリースタイルの2022年世界選手権優勝のあとスタイルを変えた成國大志(三重・MTX GOLDKIDS)が、準決勝で学生王者の丸山千恵蔵(愛知・日体大)を、決勝で社会人72kg級王者の上垣勇二(奈良・自衛隊)を連破して優勝した。同選手は2016年大会でフリースタイル61kg級を制しており(少年でも1度優勝)、両スタイル制覇を達成した。

 87kg級は成國と青学大で同期だった藤井達哉(滋賀・後藤回漕店)が2年連続、77kg級は櫻庭功大(秋田・自衛隊)が2年ぶりに、それぞれ優勝。60kg級は昨年の天皇杯全日本選手権と今年の明治杯全日本選抜選手権を制した稲葉海人(滋賀・滋賀県スポーツ協会)が決勝で塩谷優(埼玉・自衛隊)に5点を取られながらも、ラスト1分2秒に逆転フォール勝ちし、地力を見せた。稲葉は成年男子グレコローマンの優秀選手賞を受賞。

 女子62kgは昨年優勝の類家直美(青森・レスター)が、決勝で明治杯全日本選抜選手権59kg級優勝でU20世界選手権も制した尾西桜(東京・日体大)を破り、一日の長を見せた。

 各階級の成績は下記の通り。

▲学生王者と社会人王者を破って両スタイル制覇の成國大志(三重・MTX GOLDKIDS)


成年男子グレコローマン 60kg 67kg 77kg
1~5位一覧表 87kg 97kg 130kg
女  子 62kg

成年男子グレコローマン

 【60kg級】=27選手出場

 ▼決勝
稲葉海人(滋賀・滋賀県スポーツ協会)○[フォール、4:58=5-5]●塩谷優(埼玉・自衛隊)

 ▼準決勝
稲葉海人(滋賀・滋賀県スポーツ協会)◯[VSU、0:12=8-0]●森下大輔(和歌山・日体大)
塩谷優(埼玉・自衛隊)◯[VSU、3:00=16-3]●五味虹登(群馬・育英大)

-------------------------------

 【67kg級】=22選手出場

 ▼決勝
成國大志(三重・MTX GOLDKIDS)○[4-3]●上垣勇二(奈良・自衛隊)

 ▼準決勝
上垣勇二(奈良・自衛隊)◯[3-2]●西田衛人(大阪・専大)
成國大志(三重・MTX GOLDKIDS)◯[VSU、1:23=9-0]●丸山千恵蔵(愛知・日体大)

-------------------------------

 【77kg級】=19選手出場

 ▼決勝
櫻庭功大(秋田・自衛隊)○[7-1]●島袋慶生(新潟・東新潟特別支援学校教)

 ▼準決勝
島袋慶生(新潟・東新潟特別支援学校教)◯[5-1]●水口竣介(奈良・奈良県スポーツ協会)
櫻庭功大(秋田・自衛隊)◯[VSU、1:30=10-0]●角出直生(石川・東洋大)

-------------------------------

 【87kg級】=15選手出場

 ▼決勝
藤井達哉(滋賀・後藤回漕店)○[3-1]●磯江大成(鳥取・日体大)

 ▼準決勝
藤井達哉(滋賀・後藤回漕店)◯[3-2]●掛川零恩(山口・早大)
磯江大成(鳥取・日体大)◯[フォール、1:27=4-0]●金澤空大(千葉・早大)

-------------------------------

 【97kg級】=12選手出場

 ▼決勝
角雅人(佐賀・自衛隊)○[VSU、1:10=8-0]●塩川貫太(長野・泉小教)

 ▼準決勝
角雅人(佐賀・自衛隊)◯[5-3]●鶴田峻大(沖縄・自衛隊)
塩川貫太(長野・泉小教)◯[VSU、1:38=9-0]●今村太陽(福島・泉北小教)

-------------------------------

 【130kg級】=21選手出場

 ▼決勝
仲里優力(佐賀・SAGAスポーツピラミッド)○[8-1]●小畑詩音(宮城・新日本プロレス職)

 ▼準決勝
仲里優力(佐賀・SAGAスポーツピラミッド)◯[5-0]●奥村総太(滋賀・自衛隊)
小畑詩音(宮城・新日本プロレス職)◯[3-0]●丸山純樹(静岡・沼津城北高教)


女子

 【62kg級】=19選手出場

 ▼決勝
類家直美(青森・レスター)○[6-4]●尾西桜(東京・日体大)

 ▼準決勝
類家直美(青森・レスター)◯[5-0]●永本聖奈(愛知・アイシン)
尾西桜(東京・日体大)◯[VSU、0:36=10-0]●東佐和(鹿児島・鹿児島国際大)


《ネット中継》2024年世界ベテランズ選手権・第1日

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(2024年10月8日、クロアチア・ポレチュ)

《大会サイト》 《ネット中継》


Division B(41歳以上45歳以下)

 【62kg級】藤本健太(三恵海運)   9選手出場《トーナメント表》
2回戦 Oleksandr HALAHAN
1回戦  BYE

 【70kg級】坂本将典(SKアカデミー)   11選手出場《トーナメント表》
1回戦 Oleksandr KOSYNTSEV(ウクライナ)

 【100kg級 】幸野亨(静岡・三島高校OB)   7選手出場《トーナメント表》
予選リーグ3回戦 Ulamsaikhan DAVAA(モンゴル)
予選リーグ2回戦 Shahab T. MOEINIFAR(イラン)
予選リーグ1回戦 Hosam Farouk Mohamed Mohamed MADY(エジプト)


Division E(56歳以上60歳以下)

 【62kg級】黛義幸(富実クラブ)   10選手出場《トーナメント表》
2回戦 Remzi R. OSMAN(ブルガリア)
1回戦 BYE

2024年国民スポーツ大会・第3日成績

《速報》坂本将典(SKアカデミー)が優勝…2024年世界ベテランズ選手権・第1日

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(2024年10月8日、クロアチア・ポレチュ)


Division B(41歳以上45歳以下)

 【62kg級】藤本健太(三恵海運)   7位=9選手出場《トーナメント表》
2回戦 ●[4-6]Oleksandr HALAHAN
1回戦  BYE

※敗者復活戦に回れず

--------------------------------

 【70kg級】坂本将典(SKアカデミー)   優勝=11選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○[8-2]Hassan Ibrahim Madany IBRAHIM(エジプト)
準決勝 ○[11-4]Grant S. HUTAFF NAKAMURA(米国)
2回戦 ○[2:41=6-8]Sodnom BUDAZHAPOV(AIN)
1回戦 ○[フォール、1:13=5-0]Oleksandr KOSYNTSEV(ウクライナ)

--------------------------------

 【100kg級 】幸野亨(静岡・三島高校OB)   7位=7選手出場《トーナメント表》
予選リーグ3回戦 ●[VSU、2:34=0-11]Ulamsaikhan DAVAA(モンゴル)
予選リーグ2回戦 ●[フォール、0:21=0-4]Shahab T. MOEINIFAR(イラン)
予選リーグ1回戦 ●[0-3]Hosam Farouk Mohamed Mohamed MADY(エジプト)

※決勝トーナメントに進めず


Division E(56歳以上60歳以下)

 【62kg級】黛義幸(富実クラブ)   3位=10選手出場《トーナメント表》
3決戦 ○[フォール、1:48=2-4]Vadim DANILOV(AIN)
2回戦 ●[フォール、1:05=0-2]Remzi R. OSMAN(ブルガリア)
1回戦  BYE

坂本将典(SKアカデミー)がV2、黛義幸(富実クラブ)が銅メダル…2024年世界ベテランズ選手権・第1日

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 【ポレチュ(クロアチア)】2024年世界ベテランズ選手権は10月8日、クロアチア・ポレチュで開幕。2部門の各階級が行われ、Division B(41歳以上45歳以下)70kg級の坂本将典(SKアカデミー)が5年ぶり2度目の優勝、Division E(56歳以上60歳以下)62kg級の黛義幸(富実クラブ)が銅メダルを獲得した。

 坂本は2回戦のAIN選手戦で一時は0-8と劣勢に立たされたが、逆転フォールで勝つなど、3連勝して決勝へ。2009年北京・2012年ロンドン・オリンピック代表でアフリカ選手権7度優勝のハッサン・イブラヒム・マダニー(エジプト)と対戦し、8-2で勝利。金メダルを引き寄せた。

▲決勝でオリンピック2度出場のエジプト選手を破り、2度目の世界一に輝いた坂本将典(SKアカデミー)

 黛は初戦の2回戦でブルガリア選手に黒星。組み合わせの関係で3位決定戦に進み、AIN選手にフォール勝ち。3度目の出場で初のメダルを獲得した。

 2度目の優勝を目指した同62kg級の藤本健太(三恵海運)は、初戦の2回戦でウクライナ選手に敗れ、敗者復活戦に回れなかった。同100kg級の幸野亨(静岡・三島高校OB)はノルディック方式の予選リーグを勝ち抜けなかった。

 各選手の成績は下記の通り。

▲3位決定戦でAIN選手にフォール勝ちし、3度目の挑戦で銅メダル獲得の黛義幸(富実クラブ)


Division B(41歳以上45歳以下)

 【62kg級】藤本健太(三恵海運)   7位=9選手出場《トーナメント表》
2回戦 ●[4-6]Oleksandr HALAHAN(ウクライナ)
1回戦  BYE

※敗者復活戦に回れず

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 【70kg級】坂本将典(SKアカデミー)   優勝=11選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○[8-2]Hassan Ibrahim Madany IBRAHIM(エジプト)
準決勝 ○[11-4]Grant S. HUTAFF NAKAMURA(米国)
2回戦 ○[フォール、2:41=6-8]Sodnom BUDAZHAPOV(AIN)
1回戦 ○[フォール、1:13=5-0]Oleksandr KOSYNTSEV(ウクライナ)

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 【100kg級 】幸野亨(静岡・三島高校OB)   7位=7選手出場《トーナメント表》
予選リーグ3回戦 ●[VSU、2:34=0-11]Ulamsaikhan DAVAA(モンゴル)
予選リーグ2回戦 ●[フォール、0:21=0-4]Shahab T. MOEINIFAR(イラン)
予選リーグ1回戦 ●[0-3]Hosam Farouk Mohamed Mohamed MADY(エジプト)

※決勝トーナメントに進めず


Division E(56歳以上60歳以下)

 【62kg級】黛義幸(富実クラブ)   3位=10選手出場《トーナメント表》
3決戦 ○[フォール、1:48=2-4]Vadim DANILOV(AIN)
2回戦 ●[フォール、1:05=0-2]Remzi R. OSMAN(ブルガリア)
1回戦  BYE

▲5年ぶりの世界一を目指した藤本健太(三恵海運)だが、無念の初戦敗退

▲健闘むなしく予選リーグ敗退の幸野亨(静岡・三島高校OB)

 

《速報》2024年国民スポーツ大会・最終日

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(2024年10月9日、佐賀・嬉野市中央体育館)


成年男子フリースタイル

 【57kg級】=13選手出場

 ▼決勝
佐々木風雅(長野・自衛隊)○[5-0]●勝目大翔(静岡・山梨学院大)

 ▼準決勝
佐々木風雅(長野・自衛隊)○[フォール、3:45]●澤谷孟(島根・国士舘大)
勝目大翔(静岡・山梨学院大)○[7-5]●古瀬稜(三重・専大)

-------------------------------

 【65kg級】=23選手出場

 ▼決勝
西内悠人(高知・日体大)○[3-1]●諏訪間新之亮(佐賀・自衛隊)

 ▼準決勝
諏訪間新之亮(佐賀・自衛隊)○[4-0]●森川海舟(東京・アズーロスポーツ)
西内悠人(高知・日体大)○[4-0]●秋山拓未(静岡・自衛隊)

-------------------------------

 【74kg級】=24選手出場

 ▼決勝
鈴木大樹(山梨・山梨学院大)○[負傷棄権、0:07=0-0]●小柴伊織(佐賀・日体大)

 ▼準決勝
小柴伊織(佐賀・日体大)○[VSU、2:47]●中村勇士(島根・隠岐島前高教)
鈴木大樹(山梨・山梨学院大)○[VSU、2:40]●伊藤拳将(北海道・東洋大)

-------------------------------

 【86kg級】=25選手出場

 ▼決勝
白井達也(佐賀・SAGAスポーツピラミッド)○[2-1]●高橋夢大(京都・三恵海運)

 ▼準決勝
高橋夢大(京都・三恵海運)○[10-2]●吉田隆起(和歌山・自衛隊)
白井達也(佐賀・SAGAスポーツピラミッド)○[VSU、4:35]●茂野颯良(大阪・大体大)

-------------------------------

 【97kg級】=19選手出場

 ▼決勝
吉田アラシ(千葉・日大)○[VSU、3:26]●内田貴斗(和歌山・自衛隊)

 ▼準決勝
吉田アラシ(千葉・日大)○[フォール、1:00]●菊地一瑳(埼玉・明大)
内田貴斗(和歌山・自衛隊)○[6-6]●園田平(滋賀・自衛隊)

-------------------------------

 【125kg級】=12選手出場

 ▼決勝
濱田豊喜(東京・中大)○[負傷棄権、1:21]●吉田ケイワン(千葉・三恵海運)

 ▼準決勝
吉田ケイワン(千葉・三恵海運)○[VSU、2:27]●永野颯大(青森・青森県競技力向上対策本部)
濱田豊喜(東京・中大)○[フォール、1:24]●徳山利範(鳥取・不二精機)


女子

 【53kg級】=27選手出場

 ▼決勝
吉元玲美那(埼玉・KeePer技研)○[フォール、1:03]●伊藤海(京都・早大)

 ▼準決勝
伊藤海(京都・早大)○[3-1]●森川晴凪(三重・至学館大)
吉元玲美那(埼玉・KeePer技研)○[フォール、2:08]●坂根海琉子(島根・日大)


少年男子フリースタイル

 【51kg級】=22選手出場

 ▼決勝
古澤大和(大阪・大体大浪商高)○[VSU、2:18]●湯浅堅斗(鹿児島・樟南高)

 ▼準決勝
湯浅堅斗(鹿児島・樟南高)○[2-2]●椎名遥玖(東京・文化学園大杉並高)
古澤大和(大阪・大体大浪商高)○[11-8]●池田響介(京都・日星高)

-------------------------------

 【55kg級】=18選手出場

 ▼決勝
山鹿辰士(秋田・秋田商高)○[VSU、3:31]●小此木仁之祐(宮崎・都城東高)

 ▼準決勝
小此木仁之祐(宮崎・都城東高)○[8-7]●小川大和(長崎・島原高)
山鹿辰士(秋田・秋田商高)○[3-0]●北出幸也(千葉・日体大柏高)

-------------------------------

 【60kg級】=26選手出場

 ▼決勝
與那城一輝(栃木・足利大付高)○[フォール、5:19]●古市大翔(千葉・日体大柏高)

 ▼準決勝
古市大翔(千葉・日体大柏高)○[6-5]●下田瑛太(高知・高知国際高)
與那城一輝(栃木・足利大付高)○[6-2]●森日我(兵庫・猪名川高)

-------------------------------

 【65kg級】=23選手出場

 ▼決勝
松原拓郎(佐賀・鳥栖工高)○[VSU、3:45]●辻田陽咲(大阪・大体大浪商高)

 ▼準決勝
松原拓郎(佐賀・鳥栖工高)○[VSU、4:27]●久田虎徹(青森・八戸工大一高)
辻田陽咲(大阪・大体大浪商高)○[不戦勝]●志村僚眞(静岡・飛龍高)

-------------------------------

 【71kg級】=20選手出場

 ▼決勝
瀧澤勇仁(神奈川・慶応高)○[8-1]●小林賢弥(大阪・大体大浪商高)

 ▼準決勝
瀧澤勇仁(神奈川・慶応高)○[10-3]●福井大翔(埼玉・埼玉栄高)
小林賢弥(大阪・大体大浪商高)○[VSU、0:34]●竹田流唯(熊本・小川工高)

-------------------------------

 【80kg級】=20選手出場

 ▼決勝
伊藤海里(佐賀・鳥栖工高)○[11-4]●岡澤ナツラ(神奈川・慶応高)

 ▼準決勝
岡澤ナツラ(神奈川・慶応高)○[5-0]●水崎竣介(京都・丹後緑風高)
伊藤海里(佐賀・鳥栖工高)○[VSU、2:03]●石田悠稀(熊本・玉名工高)

-------------------------------

 【92kg級】=17選手出場

 ▼決勝
リボウィッツ和青(東京・自由ケ丘学園高)○[12-6]●淺野称志(長野・上田西高)

 ▼準決勝
リボウィッツ和青(東京・自由ケ丘学園高)○[VSU、1:45]●小西寿(京都・京都八幡高)
淺野称志(長野・上田西高)○[4-1]●永山鉄晴(鹿児島・鹿屋中央高)

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 【125kg級】=17選手出場

 ▼決勝
藤田宝星(埼玉・花咲徳栄高)○[VSU、0:28]●上西エリキ(群馬・館林高)

 ▼準決勝
藤田宝星(埼玉・花咲徳栄高)○[VSU、3:30]●長峯颯(大分・日本文理大付高)
上西エリキ(群馬・館林高)○[7-2]●長谷川大和(大阪・大体大浪商高)

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