昨年の銀メダリストも、強国ロシアには歯が立たず ■男子フリースタイル74kg級・高谷惣亮(ALSOK)「(負けたロシアは)すごく強かった。ここでどれくらいできるかな、と思ったけど、世界の壁にはまだまだ及ばなかった。モチベーションすごく上げて闘ってきたのに、ここまでの実力なのかな、と分かりました。また1からやり直しです。
(日本のエースとして注目されていたが)それで気負ったりすることはなかった。僕の中では、弱点がないくらい全力でここまでやってきたので、今は喪失感でいっぱい。つらいです。
(男子両スタイルでオリンピック出場枠0)深刻だと思う。僕自身、これまでいろんな努力を続けてきたので後悔はない。世界選手権にかけた想いがあった。アジア予選までまだ半年あるので、また頑張りたい。目指すところがオリンピックなので、オリンピックで勝つために、今負けたと思うようにしたい。アジア予選は期待してください。
去年2位になって金メダルを獲るという想いがあって、自分自身にもはっぱをかけてきた。マスコミに取り上げられるのは僕の力にもなっていた。これからも金メダルを公言していきたいと思います。(今回は負けたけど)世界での闘い方は分かってきた。僕はこれからも金メダルを目指してやっていくので、応援よろしくお願いいたします」