【2017年世界選手権・特集】元世界王者を破り、元オリンピック王者に善戦!…男子グレコローマン75kg級・屋比久翔平(ALSOK)
(文=増渕由気子) 先輩の松本隆太郎・現日体大コーチが敗れた元世界王者と初戦で相対した屋比久翔平(ALSOK) 元世界王者を破り、元オリンピック王者に善戦! 男子グレコローマン75kg級で世界選手権初出場の屋比久翔平(ALSOK)は、メダル獲得はならなかったが、実りある2試合を経験した。...
View Article【2017年世界選手権・特集】ルール・階級の見定めながら、目標は東京…男子グレコローマン71kg級・泉武志(一宮グループ)
(文=布施鋼治) 滑り出しは好調だった泉武志(一宮グループ)だったが…(写真は3回戦) 「今回はどうしても結果が欲しかった。どうしても世界で勝ちたかった」-。ミックスゾーンでの会見終了後、男子グレコローマン71kg級の泉武志(一宮グループ)は悔しそうにつぶやいた。...
View Articleリオデジャネイロ王者のアルトゥール・アレクサニャン(アルメニア)が世界4連覇…2017年世界選手権
4年連続で世界一に輝いたアルトュール・アレクサニャン(アルメニア) 【パリ(フランス)】2017年世界選手権は8月21日、フランス・パリで開幕。男子グレコローマン4階級が行われ、98kg級でリオデジャネイロ・オリンピック王者のアルトゥール・アレクサニャン(アルメニア)が優勝。2014・15年の世界選手権と合わせ、4年連続で世界一の座についた。...
View Article《速報》文田健一郎が決勝進出!…2017年世界選手権・第2日
(8月22日、フランス・パリ) 文田健一郎の決勝の相手は5月のアジア選手権(インド)の決勝で2-1で勝った相手。日本時間の午前2時からファイナル開始(試合順序は不明) 男子グレコローマン 【59kg級】文田健一郎(日体大) 30選手出場 決 勝 Mirambek AINAGULOV(カザフスタン) 準決勝 ○[2-1]Kanybek ZHOLCHUBEKOV(キルギス) 準々決勝...
View Article【記録】世界選手権の男子決勝成績(1983年以降)
男子グレコローマン59kg級の文田健一郎(日体大)が世界王者に輝いた。男子の世界王者は、1983年の男子グレコローマン57kg級で江藤正基が輝いて以来、34年ぶり。この間、オリンピックでは5人の金メダリストが生まれているが、世界選手権での優勝はなかった。...
View Article【記録】文田健一郎は男子グレコローマン最年少の世界一
男子グレコローマンの文田健一郎(日体大)が世界最高位についた。日本の男子グレコローマンでは、オリンピック4人、世界選手権3人が優勝しており、のべ8人目の世界一の選手となるが、「21歳8ヶ月」での世界一は日本最年少。学生での世界一は初めて。 なお、男子フリースタイルの最年少世界一は、1974年世界選手権の男子フリースタイル52kg級で優勝した高田裕司(現日本協会専務理事)の「20歳6ヶ月」。...
View Article【記録】文田健一郎は男子グレコローマン最年少の世界メダリスト
男子グレコローマンで「21歳8ヶ月」の世界チャンピオンが誕生した。グレコローマンでの同年齢での世界&オリンピック王者は最年少だが、両大会を合わせたメダリストとしても、最年少となる。これまでの最年少は、1987年世界選手権の男子グレコローマン62kg級で銅メダルを取った西口茂樹(現強化副本部長)の「22歳1ヶ月」。 学生で世界選手権のメダルを手にしたのも、西口茂樹に続いて2人目となる。...
View Article【2017年世界選手権・特集】実力差のあった相手に善戦したが、課題は山積み…男子グレコローマン130kg級・園田新(ALSOK)
ジョージアの強豪の果敢に挑んだ園田新(ALSOK)...
View Article【2017年世界選手権・特集】週末レスリングで臨んだ2度目の代表…男子グレコローマン80kg級・前田祐也(鳥取・鳥取中央育英高職)
中南米選手特有の瞬発力に序盤は苦戦した前田祐也(鳥取・鳥取中央育英高職)だが… 【パリ(フランス)、文=増渕由気子】2度目の世界の舞台も初戦敗退―。世界選手権の男子グレコローマン80kg級は、前田祐也(鳥取・鳥取中央高職)が初戦でドミニカ共和国のバティスタ・ジョーンに2-3の僅差で敗れて、初戦突破はならなかった。...
View Article【2017年世界選手権・特集】スタミナ戦に持ち込む作戦が初戦は的中…男子グレコローマン66kg級・高橋昭五(警視庁警察学校)
作戦が的中し初戦は逆転勝ちの高橋昭五(警視庁警察学校) 【パリ(フランス)、文=布施鋼治】7月下旬、男子グレコローマン66㎏級の高橋昭五(警視庁警察学校)は東京・味の素ナショナルトレーニングセンターでの全日本合宿中に右足首を負傷。そのまま病院へ搬送された。診断の結果、骨膜が破れており、当初は全治2ヶ月と診断されるほどの重傷だった。高橋は1週間の入院を余儀なくされた。...
View Article【2017年世界選手権・特集】2020東京への序章となる日本グレコ34年ぶりの金メダル!…男子グレコローマン59kg級・文田健一郎(日体大)
表彰台の一番高いところで君が代を聞く文田健一郎(日体大) 【パリ(フランス)、文=増渕由気子】日本グレコローマン、再び世界を制する! 世界選手権の男子グレコローマン59kg級は、文田健一郎(日体大)が初出場で5試合を勝ち抜き、金メダルを獲得した。 「最高にうれしいです。この大会のためにやってきた。成績を残せてうれしい!」...
View Articleリザ・カヤルプ(トルコ)が3度目の世界一…2017年世界選手権・第2日
3度目の世界一に輝いたリザ・カヤルプ(トルコ) 【パリ(フランス)】世界選手権第2日は8月22日、フランス・パリで男子グレコローマン4階級が行われ、130kg級はリオデジャネイロ・オリンピック2位で世界選手権2度優勝のリザ・カヤルプ(トルコ)が勝ち、3度目の世界一に輝いた。他は日本、韓国、アルメニア、トルコで優勝を分け合った。...
View Article《速報》奥野春菜が決勝進出、鈴木博恵は3位決定戦へ…2017年世界選手権・第3日
(8月23日、フランス・パリ) 《大会サイト》 / 《取材・応援ガイド》 ※奥野の決勝の相手は、2015年世界選手権53kg級3位、今年のアフリカ選手権優勝の選手。日本時間、午前2時から 女子 【55kg級】奥野春菜(至学館大) 24選手出場 決 勝 Odunayo Folasade ADEKUOROYE(ナイジェリア) 準決勝 ○[Tフォール、4:07=11-0]Bilyana...
View Article“川井違い”で川井友香子(至学館大)がシード権獲得
世界選手権第3日から女子が開始されたが、63kg級の川井友香子(至学館大)が姉と間違われ、第2シードとなる珍事があった。 同級は第1、2シードが出場しておらず、第4シードの川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)は60kg級出場。第3シードのオリンピック9位、欧州選手権3位のユリア・トカチ(ウクライナ)が第1シードとなり、あとはノーシードのはずだった。...
View Article【記録】日本女子26人目の世界&オリンピック・チャンピオン誕生
女子55kg級の奥野春菜(至学館大)が世界選手権で優勝。日本女子26人目の世界一選手となった。過去の日本女子の世界&オリンピック・チャンピオンは下記の通り。 ※年は、最初に世界一になった年 1989年 1989年 1990年 1990年 1991年 清水美弥子 吉村祥子 飯島晶子 岩間利香 浦野弥生 1992年 1994年 1994年 1994年 1994年 山本美憂 坂本涼子 上林美穂 川崎明美...
View Article【記録】日本女子メダリスト・ランキング
2017年世界選手権の女子第1日終了時点での日本女子のメダリスト・ランキングは下記の通り。 2017年途中までの日本女子メダリスト・ランキング No. 選 手 名 金 銀 銅 1 吉田 沙保里 16(3) 1(1) - 2 伊調 馨 14(4) - - 3 坂本 日登美 9(1) - - 4 浦野 弥生 6 1 – 5 浜口 京子 5 2 5(2) 6 吉村 祥子 5 1 3 7 登坂 絵莉...
View Article【2017年世界選手権・特集】「頑張ったけど、動けなかった。情けない」…女子58kg級・坂上嘉津季(ALSOK)
果敢に攻撃を仕掛けた坂上嘉津季(ALSOK)だが… 【パリ(フランス)、文=布施鋼治】「情けないの一言です」。3年ぶりの世界選手権出場を果たしながら、初戦で敗れた女子58㎏級の坂上嘉津季(ALSOK)は、敗者復活戦の道を断たれたことが決定した直後、ポツリ、ポツリと試合を振り返り始めた。...
View Article【2017年世界選手権・特集】63kg級の川井がリオ金の姉に間違われるハプニング…女子63kg級・川井友香子(至学館大)
初戦を順調に勝ち上がった川井友香子(至学館大) 【パリ(フランス)、文=増渕由気子】急きょ得たチャンスで川井姉妹をアピールできず、悔し涙の8位-。世界選手権の女子63kg級は、伊藤彩香(東新住建)の負傷辞退による代替出場となった川井友香子(至学館大)が出場したが、メダル獲得はならなかった。...
View Article【2017年世界選手権・特集】「東京オリンピックがちょっとだけ見えた」という銅メダル…女子75kg級・鈴木博恵(クリナップ)
世界選手権初のメダルににっこりの鈴木博恵(クリナップ)=撮影・保高幸子 【パリ(フランス)、文=布施鋼治】「今までの自分の想いがいっぱい詰まった重いメダルです」。テロに対する非常事態宣言が続くパリで開催中の世界レスリング選手権・第3日。表彰式で銅メダルを首にかけられた女子75㎏級の鈴木博恵(クリナップ)は、初めて世界選手権で獲得したメダルについて笑顔で語った。...
View Article【2017年世界選手権・特集】日本勢15年ぶりの快挙! 18歳の奥野春菜(55kg級=至学館大)が衝撃的な世界デビュー
表彰式でにっこり笑顔の奥野春菜(至学館大)=撮影・保高幸子 【パリ(フランス)、文=増渕由気子】53kg級から階級を上げて臨んだ世界選手権の女子55kg級の奥野春菜(至学館大)が15年ぶりの快挙を達成した。決勝戦、アフリカ選手権優勝のアデクオロイ・オヅナヨ(ナイジェリア)と対戦し、得意のタックルで得点を重ねて5-4で勝利。18歳、大学1年生で日本女子26人目の世界チャンピオンになった瞬間だった。...
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