欧州へ遠征している男子フリースタイルのリオデジャネイロ・オリンピックの代表選手は6月4日、マケドニア・スコピエで行われた「マケドニア・パール国際大会」に出場し、61kg級に出場した樋口黎(日体大)、86kg級に出場した高谷惣亮(ALSOK)が、ともに優勝した。高谷は最優秀選手賞を受賞。13ヶ国が参加した。
樋口は3試合をフォール、またはテクニカルフォールで圧勝。高谷は5選手によるリーグ戦となり、2回戦でスロバキア選手に4-3の試合をしたが、4試合を勝って優勝した。
樋口は3月のオリンピック・アジア予選(カザフスタン)に続く国際大会優勝。高谷は初の国際大会優勝となった。
両選手の成績は下記の通り。チームはこのあと、ポーランドへ移動し、地元ほか欧州勢との合宿に参加する。
【61kg級】樋口黎(日体大) 優勝=6選手出場
決 勝 ○[Tフォール、16-6]R. Jasin(マケドニア)
準決勝 ○[フォール、8-0]S. Elmedin(マケドニア)
1回戦 ○[Tフォール、10-0]J. Laszlo(ハンガリー)
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【86kg級】高谷惣亮(ALSOK) 優勝=5選手出場(リーグ戦)
4回戦 ○[16-10]M. Rene(スロバキア)
3回戦 ○[Tフォール、10-0]S. Stanko(セルビア)
2回戦 ○[4-3]D. Michal(スロバキア)
1回戦 ○[Tフォール、10-0]M. Ramadan(マケドニア)